帝通グループは、社会的責任を果たし、事業の持続可能な成長を目指すために従来の「CSR基本方針」を「サステナビリティ方針」へと昇華させ、地球環境に対する負荷の最小化、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。
当社は、次の7つの項目について考え方をまとめました。
帝通グループに所属するすべての役員・従業員が遵守すべき行動の指針としてグループ行動規範を制定しています。
法令遵守や倫理的な行動がステークホルダーからの信頼を強固なものとすることを一人ひとりが認識し、社会生活や日々の業務においてこれを実践してまいります。
帝通グループは環境保全の重要性を認識し、Human Oriented Technology―人と地球にやさしい技術・人間性を指向した技術―の観点から、地球にやさしい製品作りを目指し、お客様にご満足していただける企業活動と環境の保全との調和に努めます。
帝通グループは、電子部品に関する開発、設計、生産、販売などすべての事業活動において、以下の環境方針を遵守し行動します。
遵法―法律、条例、協定等を守る―を何よりも優先し、その上で『製品・サービスの環境改善』『事業所での環境管理活動』および『社会貢献』を主たる環境マネジメント活動と位置づけ、ISO14001を核として推進します。
2010年7月、コンゴ民主共和国及びその近隣周辺地域で採掘されている鉱物資源が人権侵害、環境破壊等を引き起こしている武装勢力の資金源となっていることから米国金融規制改革法(ドッド・フランク法)1502条が成立し、タンタル、錫、タングステン、金の4物質が紛争鉱物として定義され、米国上場企業は自社製品に使用される紛争鉱物が、これらの地域の武装勢力の資金源となっているかどうかを把握し、年次で開示するように義務付けられました。
当社は「紛争鉱物」を意図的に使用しない一方、合理的調査から得られた情報は適正にお客先様に開示することとします。つきましては仕入先様に対しては紛争に関わりのないことが国際的に確立された信頼のおけるプログラムにより認定された製錬所からの調達を要請することとします。